人間力の成長って?

人間力の成長を考える時、大きく二つの側面があるようです。

一つはしっかりと社会生活が営めるようになるということ。

主に経済的な面で、個人や家庭が自立できるようになっているかどうかということが問われます。

これを達成するために、個々人は、経済知識や法律を勉強したり、種々の工学を研究したり、顧客心理や接遇法を学んだり…と、様々なテクニックを身に付けようとしますし、会社も社員教育と称して個人にこれらの知識やスキルを身に付ける事を求めます。

複雑な経済社会情勢になった現世を生き抜くためには、これらの知識やテクニックの習得は大切なことですし、個人の努力の結果が目に見える形で表れやすいものです。

が、あくまでも知識レベル、顕在意識レベルの話ですので、こちらの面での成長というのは、左脳的な部分の成長であると言えます。

人間力の成長を考える時、大切なもう一つの側面は、その人の“徳”の部分です。

言い方を替えると人格の成長を指し、更に言えば霊格の部分、意識体の浄化の側面です。

残念ながらこちらの側面は、目に見える形では表れにくいものです。

経済的社会的にいくら成功者と呼ばれていようと、陰で不正を働いていたり、他人に冷淡であったり、倫理的に問題のある行為をしていたとしたら、その人に“徳”があるとは言えないでしょう。

成功と失敗、悲しみや喜び、苦しさや楽しさ etc …といった人間関係上の実践経験の差が“徳”の差になります。

誤解を怖れずに言えば、人の“徳”のある無しは、経済的社会的な成功だけでは計れないということです。

そして“徳”というものは、日常生活の一瞬一瞬の判断に表れますので、直感的で潜在意識的なものです。

直感的なものは右脳的な働きであって、知識や記憶に関係する左脳的な働きとは違いますから、本を読んだり、話を聞いたりしただけでは“徳”は身に付くものではないのです。

徳というものが直感的なものであるが故、それは善霊からの援助が大きいということも事実です。

「どのようにしたら善霊からの援助を上手く受け取れるようになれるのか…」、人間力の成長を求める時に避けては通れない課題です。


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