UK2015⑨

濃密な日々が過ぎ、再び土曜日がやってきました。
今朝は最後の朝食をとった後に、皆さんとお別れする時がきます。
別れ際は例年記念撮影大会になるので、なかなか踏ん切りがつかないのですが、やはり出発時刻になると一抹の寂しさを感じながらも皆さんとお別れしなければなりません。
みなさんそれぞれに、それぞれの持ち場で学びを生かしていかれることでしょう。

AFCの後も英国に残ったり、近隣の国々に旅行に行かれる方もいらっしゃるようですが、私はAFC前にイタリアを満喫してきましたので、その日のうちに帰国の途に着くことにしていました。

旧知の方々と再びミニキャブでヒースロー空港を目指しますが、フライトの時間までは多少時間がありましたので、ヒースローではそれなりの高級(?)ホテルでアフタヌーンティを楽しむことにしました。
ロンドン市内の老舗ホテルでアフタヌーンティを楽しもうと思うと、日本円で 2万円以上も(あぁ円安〜!)取られますが、ここヒースローでは高級といっても4千円ほどで楽しめます。

お決まりのサンドイッチにスコーン、それに選べるスイーツ2種類、もちろん紅茶も様々な種類の中から好きなものを選べます。
せっかく英国に来たのに、最近はホテルのティールームでさえティーバッグでサーブされることが多くてがっかりしますが、ここはちゃんとリーフで抽出、ストレーナーも使って注ぐという本来の姿、気分も盛り上がります。

英国で本格的なアフタヌーンティをしたのは約20年ぶり。
あの時一緒にいた方とも今回再びご一緒できた上に、さらに今回は違うメンバーも加わっていたことに感慨もひとしおです。
とても良い思い出になりました、ありがとうございます。

アフタヌーンティを済ませここで一旦解散、同じフライトで帰る方と一緒にターミナル4へと向かいました。

約4週に渡って、今年のヨーロッパ研修(観光?)について綴ってまいりましたが、今回で一応の区切りとさせていただきたます。
拙い文章と内容にお付き合いいただきましてありがとうございました。
次回からは通常のペースに戻り、のんびり更新していこうと思いますので、時々のぞきに来ていただければ幸いです。
コメント、いいね、シェアなどしていただくととても嬉しく存じます。
今後とも当ブログをよろしくお願い致します。

UK2015⑧

The Arthur Findlay College (AFC)には、研修宿泊施設以外にちょっとした息抜き施設もあります。

近くの街まで片道徒歩20分以上かかり、一旦研修に入ったら外の世界の空気に触れることはなかなか難しくなりますので、滞在を飽きさせないため受講者への一つの心遣いでしょう。

売店、ライブラリー(図書室)、ヒーリングセンター、小さな博物館、そして意外にもバーまであります。
ライブラリーは授業で使っていることが多いので今までに1回しか足を踏み入れたことはないのですが、その他の施設は何度かお世話になっています。

この中でも週に一度だけ開く小さな小さな博物館はとても興味深い資料が並んでいます。
19世紀から20世紀半ばのスピリチュアリズム勃興期に行われた交霊会で、実地で使用されたり記録された物を見ることができます。
それまで書籍などでしか見聞きしたことがなかったようなものばかりです。

私事ですが、昨年エステル・ロバーツ女史の「RED CLOUD SPEAKS」の日本語訳版の再刊行に少しだけ関わった関係で、今年は特に女史と RED CLOUD に関する物に焦点を当てて見学しました。
すると女史と RED CLOUD の交霊会の様子を撮影した写真や、その時の物理現象の資料などが展示されていたことにあらためて気付きました。
今まで何を見ていたんだろう(汗)…
ここに展示されている物は研究者にとってはすべて一級品、日本ではあまり馴染みのない RED CLOUD ですが本場では貴重な霊界通信としてとりあげられていることを確認し、再刊行にちょっとだけ関われたことに感謝です。

RED CLOUD に関してもうひとネタ。
後日、AFCの売店で売られている書籍を眺めていたらなんと「RED CLOUD SPEAKS」が並んでいるではありませんか!
どうやら1938年の初版以後、もう何年も絶版していると思っていましたが、2013年に再版されていたようです。
日本語訳の再版が2014年、ほぼ時を同じくして英国と日本で RED CLOUD の霊界通信が再び日の目を見たということは決して偶然ではなく、なにかしらの大きな力が働いているような気がします。
もちろん敬意を払う意味で、その再版本を購入してまいりました。

 


当所では「RED CLOUD SPEAKS」の日本語訳版「永遠の今」の取次をさせていただいております。

UK2015⑦

AFCでのお勉強は、一日ぎっしりのスケジュールではありますが、滞在中にヒーリングやプライベートシッティングを受けるチャンスもあります。

ヒーリングはカレッジのヒーリングマスターやトレーニング中のヒーラーが一般向けにサービスを提供しています。
AFCに初めて研修に来る前年、このヒーリングサービスを受けにやって来たことがありましたので、思えばあの頃からAFCとはご縁の糸が繋がっていたようです。

もちろんプライベートシッティングも受けさせてもらいました。
ここAFCに限らずとも、私は年に一回程度は英国人ミディアムの方にシッティングしていただき、今の自分の状態というか立ち位置を確認し、今後の道筋についてアドバイスをいただく機会を作っています。

数年前から healing や mediumship の他に、より teaching(教えること)にシフトしていくというアドバイスをいただいていましたが、今年は更にそれにダメを押すようなシッティングの内容でした。
私の teaching に関する方向性、サークルの具体的な運営方法、日常生活の変化にいたるまで、どれも具体的なアドバイスばかりで今回のようなシッティングは初めてと言ってもいいかもしれません。
具体的すぎて「ああもう逃げられないなぁ」という覚悟を迫られた感もあります(笑)

このプライベートシッティングの内容を踏まえて、今後も皆様のお役に立てるように一層精進させていただきますので、これからも変わらぬご引き立てを賜りますよう宜しくお願いします。

プライベートシッティングも承っております。
あなたもスピリチュアルガイドのメッセージを受け取ってみませんか?
もちろん日本語です(笑

UK2015⑥

明けて日曜日からは研修も本番モードに入っていきます。
朝の9時から夜の9時まで、途中に休憩と食事タイムはあるものの一日7時間半、ぎっちりとお勉強です。

クラスは三つに分けられ、それぞれの講師の下でのグループワークが基本ですが、全員でのワークショップや講義もあります。
初めて参加した年は、講師の方も手探りだったのでしょう、一日中グループワークをしていたような状態で、理論的な裏付けをしてくれる機会も少なくて少し混乱しましたし、ワークがハードで結構疲れました。
回数を重ねるごとにそういうところは改善され、今年はとても丁寧な進行でかつ理解し易いように工夫されたプログラムだったような感じを受けます。

オーガナイザーの先生は一見強面で大雑把な印象を受ける方ですが、本当の所は、見ていないようにしていてちゃんと細かいところまで心を砕いていらっしゃるのだなぁと感心しました。

私のように連続して参加されてる方もいらっしゃいますし、今年は日本で毎月お会いしている方が8名もいらっしゃたこともあって、例年になくリラックスして楽しく過ごすことができた一週間となりました。

参加された皆様、講師の皆様、カレッジのスタッフの皆様、この機会を創作していただいた方々にあらためてお礼を申し上げたいと思います。

UK2015⑤

五日目、今日は土曜日。
今晩から次の土曜日の朝までは缶詰の勉強です。

The Arthur Findlay College (略してAFC)は Spiritualist National Union が運営するカレッジです。
言ってみればスピリチュアリストにとっての最高学府のようなところです。
ちなみにスピリチュアリストとは、霊界の高級霊からもたらされた「霊的真理」を価値観の礎にして、実践的に人生を生きる人のことを指します。
霊的能力の有無はスピリチュアリストの定義には関係ないのです。

日本ではいわゆる「スピ系」と呼ばれる、霊的真理にも疎く、スピリチュアリズムの「ス」の字も聞いた事がないような(超)能力者や鑑定士、神道系研究者らが、自らをスピリチュアリストと名乗っていたり、いい加減な週刊誌がこういう方々をスピリチュアリストとして紹介していますので、よくよく区別して理解していただきと思います。

数年前、はじめてAFCで勉強させていただくことになった時は、身体が震えるくらい緊張していたことを覚えています。
自分が成長できているかどうかはさておいて、期間だけは長くスピリチュアリズムの勉強をしているので、スピリチュアリストの最高学府のようなところで自分が学ぶ資格があるのだろうかとずっと自問していました。

ところが現地に着いてみると、「あれっ」という感じでホッとすると同時に少し拍子抜けしてしまいました。
「スピリチュアリズムって何?」的な「スピ系」の方々も結構な数いらしていたからです。
中にはハリーポッターの魔法学校と重ね合わせてしまっているチョット…な方まで…。
私から見ると随分とカジュアルに成り下がってしまった感が否めませんでしたが、講師の先生方やカレッジのスタッフが、受講者それぞれのバックボーンは横に置いて、全受講者に対して一生懸命にそして誠実に関わっている姿を拝見したことで、学ぶ機会を得ることに垣根は無く、この一週間ここで学んだ事をその人がどう受け入れそして自分自身の霊的完成に結びつけていくか、ということが大切なんだなぁと認識し直したものでした。

今年もそのAFCで学ばせていただく機会を得ることができて感謝の気持ちでいっぱいです。
お昼過ぎ、旧知の友人のM氏とヒースローの別のホテルで待ち合わせをし、ミニキャブ(タクシー)でAFCまで向かいます。
ところが約束の時間になってもミニキャブがやってきません…、ドライバーに電話したところ渋滞に嵌っているとのこと。
30分遅れの出発になってしまい、少しハラハラしましたが、M25が稀に見る順調さで、結局ほぼ予定していた時刻にAFCに到着できました。
取り越し苦労のバカバカしさを再認識させられました。

夕方からは簡単なオリエンテーションがあり、夕食。
そして本来なら一回目の授業になるはずなのですが、日本から遠路はるばるやってきた私たちの疲れを考慮してくれたのでしょう、なんと今回は講師の皆さんによるミディアムシップのデモンストレーションタイムとなりました。
私の関係者はいらっしゃいませんでしたが、それでもスピリットワールドからの愛にあふれるメッセージに涙し、一日を締めくくりました。