腹八分

「健康維持のために食事は腹八分を守りましょう」というお話は良く耳にします。
確かに自分自身の経験から言っても、お付き合い等で満腹に食べた後は、いつまでもお腹の辺りが気持ち悪いし、動くのはおっくうになるし、眠くはなるし…と、あまり気分的にスキッとしません。
そんな日は決まって体脂肪率も上がっています。

同じように心の健康のためには情報も腹八分にしておくのが良いようです。
テレビでは経費削減のために、生放送の情報バラエティ番組、報道バラエティ番組だらけ。
朝から晩まで各局で同じ話題を何度も何度も繰り返し放送しています。
情報の垂れ流しと言っても良いほどです。

映像からは現場の雰囲気やバイブレーションといったものが見ている人に届きますから、知らない間に見ている人は影響を受けていますし、場合によっては(言葉は悪いですが)汚染されてしまいます。
明るくほのぼのとした話題ならまだしも、報道されることはほとんどが暗くネガティブなものですので、どうしてもそちらに引きづられてしまいます。

震災後に津波の映像を繰り返し見せられた子供達や一部の大人が、不安神経症になってしまったのもうなづけます。
大切な事実だけを一度確認したら、後はもう見ないという勇気を持ちたいものです。

心にも余計な脂肪を付けないほうが、軽々と爽快に過ごすことができます。

やる気が出ないんです…

「やる気が出ないんです…」と言って来院される方がこの1・2週間続いています。

そうおっしゃる方を治療させていただいてわかることは、みなさん心のエネルギーが切れそうになっていること。
例えるなら、タイヤの空気が抜けた自転車を一生懸命に前へ漕ごうとしているような状態というところでしょうか。

頭(脳)では進まなくてはと考えているのですが、身体や心がついていってくれていないとも言えます。

幸い自分自身の変調に一早く気付いて、SOPHIAに行けば何とかなるのでは?と思いついていただけた方は大事に至らなくて済んでいらっしゃいます。
そのまま空気の抜けたタイヤで漕ぎ続けたら、終いにはチューブに穴が開いてしまい(うつ病)、治すのに大変な時間と労力がかかってしまうことになります。
何事も早め早めの処置が有効です。

今の時期にやる気がでない方は、年末年始の頃、仕事やプライベートで忙しいながらも何とか順調にこなしてきた方が多いようです。
更に日差しや気温に春の気配が感じられる頃ですので、厳しい冬の寒さから開放されるという安堵感からか、一層馬力をあげて自転車を漕ごうとされている方々でもあります。

自転車でも車でも、あるいは人間自身も、調子が悪くなると立ち止まって点検し、修理や軌道修正をするものですね。

でもその原因は、順調に見える時にすでに種が撒かれているのです…。
順調な時ほど、点検修理にいらしていただき、不調や病気の予防をしていただきたいと願っております。