20歳のハローワーク

どういうわけかここ数週間、職業や進路について悩みを持つ20歳代前半のクライアントさん達との関わりを多く持たせていただいています。

私達が就職する頃は、職業に関する情報も求人の職種もそう多くなかったこともあり、何となく皆がそれなりのところに納まって社会人生活をスタートしたように思います。
もちろん当時でも特定の会社や職業にこだわって、就職浪人したり、定職を持たずにチャンスを伺うことにした人も少数ですがいました。

現代は「13歳のハローワーク」に代表されるように、職業に関する様々な情報を得ることができます。
またネットではたくさんの会社に関する情報(噂やデマの類まで!)もあふれています。
その結果か、仕事に就く前から頭でっかちになってしまい、チャレンジ精神が希薄になっていたり、逆に自分の足元が見えなくなって高望みしている若者が多いように見受けられます。
大学生や高校生への求人数そのものは堅調な割に、就職内定率が過去最低という現象は、なかなか現実を受け入れられない現代の若者の姿を反映しているように思います。

好きなことを職業にでき、それで自立できたとしたらこんな幸せなことはありません。
しかしながらそれを実現できている人は残念ながらほんの一握りです。
この世には修行に来ているので、魂の成長のためには好きなことばかりさせてもらえるとは限りません。

都市銀行や大手証券といえば私が就活していた頃の花形でしたが、そこに就職した同級生達は10年も経たないうちに経営破綻を経験しています。
「官」の道に行ったある同級生は、若くして突然死してしまいました。
人生は、将来何が起こるか予測ができないようになっています。
まずは自分自身をよく見つめ、できるところから、勇気を出して一歩前に進むしかないようです。

組織を持つこと

私が学ばせていただいた山本貞彰氏は、純粋に霊的な事項を扱うのであれば、できるだけ組織を持たない作らないようにと説いておりました。
ご自身がキリスト教の司祭として活躍していらっしゃった時期に、教団を維持するために聖書の教えから大きくかけ離れていたキリスト教会内部の腐敗を見てこられたようです。

先日故郷にいる妹から、ある「スピリチュアルな」お店というか団体についての評価を求められました。
このサイトをご覧になっている方々の参考になるのではないかと思い、その時の私からの返信メールをそのまま紹介させていただきたいと思います。
少し長い記事になってしまいますがお付き合いをお願います。
尚、文中のプライバシーに関する部分は伏字にしております。

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こんばんは。
話が盛り上がって良かったですね。
同じ方向を向いている人との話は楽しいひと時です。
求道者として話が盛り上がったのでしょう。

きっと私に○ュ○○○スの評価を求めてメールを送ってくれたのですね。
愛する妹よ。
愛するが故に私情が入り、冷静に判断ができているのか自分でもわかりませんが、どうしても私の中のウサン臭さを排除できません。

まず「在家僧侶」の資格は何年か前に、資格商法として問題になっていたものです。

また在家云々という言い回しは「△△の△△」や「××学×」のような仏教系新興宗教が良く使う言葉です。
実際○ュ○○○スの本社は△△の△△の支部のすぐそばにあるようですね。

ホームページを見た限りでは「良いこと」をしているような感じは受けます。
しかしながら佐●●●という方が、いわゆる霊覚者で人を導くに足る人物であればあえて組織は作らないと思います。

どんなに純粋な動機で始めたものでも、組織をもったとたんに、それに属する人々の自己愛や世間愛に油を注ぎ、当初の志が捻じ曲げられ俗物化していくということは、今までの歴史が証明しています。

私は霊覚者ではありませんが、組織は作らないのが基本的なスタンスです。

霊的な真理を伝えるために始まった宗教(ユダヤ教、キリスト教、仏教、イスラム教、ヒンズー教etc)が、のちに戦争の温床、引き金になっていることをみればわかります。現代の紛争は「自分の神様が一番」という自己愛に根ざした宗教団体の対立が引き起こしています。

この世で意識体浄化のためには霊的真理の知識は必要ですから、各宗教に共通するような根本的な教義を学ぶことは大切なことです。

地球は意識体の進化の過程においては幼稚園レベルです。
浄化が進んでいる人とそうでない人とでも年少さんと年長さん位の差しかありませんから、この世で導師を求めてはいけません。

あなたが更に上を目指して意識体の浄化を志すなら、今は孤独に耐えなければなりません。
天界に続く道は狭くて険しいのです。

⇒マタイによる福音書6章1-4、マタイによる福音書7章13-23

あなたはいままでに数々の霊力の証を目撃し、体験してきたことでしょう。
求道者としての人生から、霊覚者への人生への歩みをはじめて欲しいと願っています。

 

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霊的真理を学ぶ教科書?

時折、スピリチュアリズムや霊的真理を学ぶ良い本、教科書的なものはないかと尋ねられます。

一冊で全部理解できるような本があったら、ぜひ私が手に入れたいくらいです…。

近代スピリチュアリズムは、有名なハイズビル事件(1847年)をきっかけとして進展してきました。

スピリチュアリズムは霊的な事項を扱ってはいますが、結局は「なぜ生きるか」「どう生きるか」という現実的な問題に対処するためのものであると言えます。

先人達が残した様々な文献に触れて得たもの、人的な交流の中で得たものを、自分のものになるまで努力し実践する。

時々歩いてきた道を振り返り、軌道修正してはまた進む。

こういった地道な作業を通してしか、スピリチュアリズムが伝えたいことを理解することはできないと思います。

世の中にはたくさんの「スピリチュアル」を標榜した書籍があふれています。

あくまで私見ですが、スピリチュアリズムとの関連性の見分け方を参考までに…。

全ての霊的現象は真理を伝えるためのものでありますから、現象だけを取り上げて面白半分に伝えているものは、バツ。

ただし、真摯に科学的に研究しているものは、マル。

死後の生命の存続を否定したり、あえて記述を避けているものは、バツ。

ですから終末思想(この世の終わりや地球滅亡といったもの)はもっての外。

○○神であるとか、特定の古代霊や特定の人間への帰依や崇拝を誘うようなものは、バツ。

愛(因果律)について述べられているものは、二重マル。

というところでしょうか。

「霊的真理の教科書は、自分の人生を通じて作り上げられていくもの」

冒頭の質問への私なりの回答です。

両親からの贈り物

頑張りすぎたり、ネガティブになったり、心が乱れたとき…、身体は不調というサインを 送ってくれます。

自然の法則から逸脱してしまった結果として、身体上や精神上に病や苦痛といったものが起こります。

自然の法則?とよく尋ねられますが、それはとても広大で深遠な事ですので、そう簡単には伝えることができまません。

病は自分自身の生き方を見つめ直す絶好の機会です。
自然の法則と自分自身を重ね合わせ、意識をかえる事が病を克服する第一歩です。

この世を生きるために両親が準備してくれた、神からの借り物、それが肉体です。
あなた自身が自分の身体を大切に扱うことは、神や両親に対して感謝の気持ちを表すことでもあります。

母を亡くした時に思いました。
母が私に遺してくれた一番の形見は自分の身体だったと…